09/12/10 20:15:59 P BE:479050144-2BP(294)
第250回全国縦断「正論」九州講演会(産経新聞社、雑誌「正論」主催)が10日、熊本市の
ホテル日航熊本で開かれ、本紙「正論」執筆メンバーでジャーナリストの櫻井よしこさんが
「政権交代三カ月 この国の行方」と題して講演した。櫻井さんは、鳩山由紀夫首相の外交姿勢が
日米の同盟関係に及ぼす影響に懸念を示し、「信頼関係は並大抵のことでは回復できない。
それを中国はほくそ笑んでみている」と訴えた。
櫻井さんはまず、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題に触れ、
県外移設に固執する鳩山由紀夫首相を「夢見る少年のようだ」と批判。普天間問題によって
日米関係に亀裂が生じているとの見方を示し、「オバマ大統領は日本に対してつれない態度を
とりつつある」と述べた。
さらに「国家に必要なものは外交力と軍事力」としたうえで、「(外交の場で)政治的な発言が
生きてくるのは軍事力がバックにあってこそだ」と強調した。
続いて「中国は『国家の基盤は軍事力』と考えている。それに対し日本は防衛費よりも子ども手当の
予算が大きくなりかねない状態だ」と指摘し、「中国が軍事力をちらつかせてきたとき鳩山さんは
反論できるだろうか。日本は実質的な属国になっていくほかないのではないか。これが最も
忌まわしいシナリオだ」と強い危機感を示した。
外国人参政権問題をめぐっても、「政治は日本国籍を持った人がやるべきだという人が多いにも
かかわらず、永田町では『(参政権付与を)やろう』という空気になっている」とし、「ここで九州の
人たちが立ち上がり、地元の民主党の方に、考え直すよう訴えていかなくてはならない」と呼びかけた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
依頼