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延岡市大貫町の住民が、携帯電話基地局からの電波で頭痛など健康被害を受けているとして、
KDDI(本社・東京)を相手取り、基地局の操業差し止めを求める訴訟を今月16日にも宮崎地裁
延岡支部へ起こす。原告は、基地局の半径400メートル以内の住民ら約30人にのぼる予定。(松井望美)
提訴するのは、同地区で「大貫5丁目KDDI携帯基地局を撤去する会」を結成する住民ら。
原告団の岡田澄太団長によると、基地局は2006年秋、3階建てマンションの屋上に設置され操業を
始めた。
直後から頭痛や耳鳴りを訴える住民が周辺で現れ、同年11月末には基地局撤去を求める約4千人の
署名を同市の首藤正治市長あてに提出。「撤去する会」として07年2月、KDDIに体調不良の住民が出た
ことを伝え、基地局の撤去を要請した。
これを受け、KDDI側が総務省九州総合通信局(熊本市)の担当者も交えて電波測定を実施。停波時に
比べて約9千倍の電波が室内で検出された地点もあったが、KDDI側は「電波法で定める電波防護指針値を
満たしている」として撤去要請に応じなかった。
市による同年11~12月の健康相談では周辺住民60人のうち45人が耳鳴りや頭痛を訴え、大半が基地局
設置以降に自覚症状が出たという。住民側も独自に同年5月と08年7月の2回、アンケートによる健康調査を実施。
それぞれ63人(回答104世帯中)、79人(同149世帯中)が耳鳴りや肩こり、不眠などの症状を訴えた。
79人のうち、基地局の半径50メートル以内の居住が19人、100メートル以内が62人だった。
基地局近くに自宅などがあった岡田団長は、体調が優れないため設置後数カ月で約10キロほど離れた場所に
自宅を移転。「基地局の近くにいると頭が痛くて息が詰まる。とにかく普通の暮らしができるように、1日でも早く
撤去して欲しい」と話す。
KDDI広報室は「基地局設置については適正な対応をさせていただいている。裁判に関しては今後、訴状を
見てから対応を検討する」としている。
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1⇒2009/12/08(火) 17:04:45