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アメリカ・ホワイトハウスのギブズ報道官は9日、沖縄のアメリカ軍普天間基地移設問題にからんで、
日本側が実現を模索しているデンマーク・コペンハーゲンでの日米首脳会談について、応じないとの姿勢を示した。
この問題について、鳩山首相は、訪問中のインドネシア・バリ島で、
気候変動問題に大きな時間が割かれると述べ、実現が難しいとの見方を示した。
鳩山首相は、日本時間10日午前、ホワイトハウスの報道官が会談実現が難しいと述べたことについて、
「日本側もまだ、政府の方針というものを決めている段階ではありません。
早晩、今、この年内にどういう方針でいくかということを、決めてまいりたいとは考えております」と述べ、
事実上、年内の決着を見送った普天間基地の移設問題について、日本としてアメリカ側に伝える方針を、
年内にまとめたいとの意向を示した。
そのうえで、COP15(気候変動枠組み条約第15回締約国会議)の首脳会議の場で、
オバマ大統領と会談したいとしていることについて、「正式に会談をやる、やらないのレベルではない。
気候変動も大きな議題ですから、それに相当な時間が割かれる」と、実現が難しくなっているとの見通しを示した。
そのうえで、ホワイトハウスのギブズ報道官が、会談実現に否定的な見方を示したことについて、
「そんな簡単な話ではない。会談の話も、まだこちらから提示しているわけではない」と述べた。
さらに、北沢防衛相がグアムを視察し、グアムへの移設が困難との見通しを示したことについては、
帰国してから北沢防衛相の真意を聞きたいと語っている。
(12/10 13:03)
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