09/12/10 08:52:26 0
・若者はなぜ自動車を買わなくなったのか。自動車メーカーで販売戦略に携わる人が、ある研究会で
理由をあげた。所得の減少。公共交通の充実する都市部への人口集中。未婚率の上昇。
こうした要因に加え価値観の変化も大きいという。
▼「デートにクルマはいらない」「クルマに金をかける男はダサい」と言う女子大学生。
「友人を乗せて事故などの責任を負うのが嫌」「税金や駐車場などにいくらかかるか分からないのが不安」と
言う男子大学生。市場調査で集めた生の声に、 クルマ好きが多い自動車業界の大人たちは大きな
衝撃を受けたそうだ。
▼借金をしてでもクルマを手に入れ、仲間や恋人とぶっ飛ばす。昔の映画のような青春像へのあこがれは乏しい。
自動車だけではない。今の若者は上の世代と違って「3K商品」に関心が薄いと、マーケティングを研究する
松田久一さんは近著で語る。3Kはクルマ、カデン(家電)、カイガイ(海外)旅行を指す。
▼消費にまったく興味がないわけではない。ファッション、ゲーム、情報機器、家具、外食への関心は高い。
日常的で事故とも無縁。しかも、買う時期を待てば値段が下がるものが多いと松田さんは言う。値段は下がる。
買い物は先送りがお得。それが若者の常識だとすれば、財布を開いてもらうのは容易ではない。
※前(★1 12/08(火) 23:55:14):スレリンク(newsplus板)