09/12/09 20:43:10 0
【グアム共同=土屋景】北沢俊美防衛相は9日午後(日本時間同)、米軍普天間飛行場
(沖縄県宜野湾市)移設問題の年内決着を先送りする日本政府の方針に関し「在日米軍再編に
かなり影響が出る。日本の責任は重い」との認識を示した。交渉当事者の一人が日本の責任に
言及するのは極めて異例で、波紋を広げそうだ。米領グアムの米軍基地視察後、同行記者団に
語った。
社民党が求める普天間飛行場のグアム移設については「日米合意から大きく外れる。期待
して何かをすると頓挫する」と、実現は困難との考えを表明。普天間移設を先送りし、合意に
ある米海兵隊8千人のグアム移転を先行させることには「一方は片付けるが、他方は後回し
というのは難しい」と述べた。
日本政府の対応に関しては「連立与党3党でしっかり腹固めをして、米側と協議に入る。
なるべく早く解決すべきだ」と指摘。11日に予定される与党党首会談などを踏まえ、具体的な
日本政府方針を取りまとめるとの見通しを示した。
鳩山由紀夫首相は7、8両日、政府方針をめぐり、北沢氏や岡田克也外相ら関係閣僚と協議。
(1)年内の移設先決定は見送り
(2)対米協議では普天間飛行場の危険性除去など沖縄県民の負担軽減を優先
(3)新たな移設先も模索
―との方向で調整している。
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