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★「削減目標25%」中国が批判、EUも応酬
・国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、中国が8日、記者会見を開き、
日本など先進国が発表した2020年までの削減目標をバッサリと切り捨てた。
欧州連合(EU)も会見で中国の目標を「不十分」と批判。会議は2日目を迎え、激しい舌戦が
始まった。
中国の国家発展改革委員会の蘇偉・気候変動司長は詰めかけた報道陣を前に、日本の
「1990年比で25%削減」が「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意」などの
前提条件付きである点を指し、「実現不可能な条件であり、何も約束していないに等しい」と批判。
さらに、国内削減(真水)分などの内訳が不明だと疑問を投げかけた。
EUについては「20%という削減目標は、自画自賛するほど野心的でも実があるわけでもない」。
米国の「05年比で17%削減」(日本の環境省の換算では90年比で5%削減)についても、
「90年比だと1%減」と独自の換算値を示した上で「著しい削減とはとても言えない」と非難。
会見では、現在の温暖化は先進国の責任だと重ねて強調した。
一方、EUも会見で、中国の「国内総生産(GDP)当たりの二酸化炭素排出量を05年比で
40~45%削減」について、「今の高い経済成長が続くとしたら十分とは言えない」と指摘。
デブア条約事務局長は「各国がテーブルの上に出した削減目標を巡り、厳しい交渉が
始まっている」と話した。
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