09/12/12 06:09:15 Le25l9PB0
>>421
一度打ち上げたら、たとえどんな簡単なトラブルだったとしても
直接修理する事のできない宇宙機においては、
冗長性というのが極めて重要になります。
(壊れた時のための予備機能をいかに用意するか、という事)
日本の科学探査機は極めて低予算でやってますんで、
NASAなら軽く付加できる冗長性も、なかなか自由にできません。
そこを日本の科学者技術者は創意工夫と努力と根性で
乗り切っちゃってるって事です。
例えばもっと重量制限がゆるければ、
最初から電気系に複雑な回路を組むという可能性もあり得たわけですが、
それができないからダイオード1個で対応しちゃったりしてる。
おかげでテストもできずぶっつけ本番になってるが。
世界でもトップクラスの実力を持った人達がいるんだから、
本当は潤沢な予算で活躍してもらいたいけどね。