09/12/09 01:02:44 xpKNrRr50
>>219
(続き)
・国債の元手は預金なんだから、預金残高越えたらヤバいだろう
どうしても家計を連想しちゃうんだろうね。
良いとまでは言わないが、実際は連想ほど致命的なことではない。
外国債は、正真正銘の借金。
信用(金)の元手は外国なので、期限内にその信用+αを外国に返さなくてはいけない。
この場合「額面」の不足=「信用」の不足だ。そりゃヤバい。
でも内国債ってのは、借金の形をとってるけど、
既にある国内の信用(預金)を、国家が必要な時に必要な所へ
人為的に巡らせるための仕組み。
つまり、本質は経済の循環補助器だ。
普通に回しているだけなら、信用の絶対量を毀損する要素はない。
負債額の意味するものが、そもそも違うわけ。
だから、信用の元手の「額面」が足りなくなったら、
信用の循環をどう改善するかという視点から、
「輪転機で額面を増やす/円あたりの信用を薄める」という考え方は有り得る。
もちろん、それによってあちこちに影響があるから、
「それは問題だ」という議論は大歓迎。
だが、まるで破綻寸前のように吹聴する輩は氏ね。