09/12/08 22:37:33 0 BE:1371684285-PLT(12556)
高齢の顧客らから手数料を稼ぐために「回転売買」など不適当な勧誘行為を組織的に
繰り返していたとして、証券取引等監視委員会は８日、金融商品取引法に基づき、
証券準大手のコスモ証券（大阪市）と元常務執行役員営業本部長に行政処分を科すよう金融庁に勧告した。
証取委によると、コスモ証券は昨年１１月から主力商品として株の値動きに連動する
「ブル型・ベア型投信」と呼ばれる投資信託商品を販売。元営業本部長は支店長らに
「どんなことをしてでも収益を上げろ」と指示した。
同じ営業員が同じ日に、ある顧客には「値上がりする」とブル型を勧誘する一方で、
別の顧客には「値下がりする」とベア型への乗り換えを勧誘。これは「回転売買」と
呼ばれる不適切な営業で、６０歳以上の女性を中心にした１１５４人の顧客に
計３１１１件あった。計２億３７００万円の手数料を得ていた。
コスモ証券は「勧告を厳粛に受け止め、問題点の改善や内部管理態勢の強化に取り組む。
多大な心配と迷惑をかけ、心よりおわびする」としている。
*+*+ 京都新聞 2009/12/08[22:37:33] +*+*
URLﾘﾝｸ(www.kyoto-np.co.jp)