09/12/08 22:18:01 0
12月8日 17時20分
太平洋戦争が始まった日の8日、秋田市で、母親たちでつくる団体が、戦時中の召集令状、
いわゆる「赤紙」を再現したチラシを配って平和の尊さを訴えました。
この活動は、戦時中、赤紙によって戦地へ送り出されていったことを語り継ぎ、平和の
尊さを訴えようと、秋田県内の母親たちでつくる団体が毎年、12月8日に行っています。
8日は、JR秋田駅前の広場で、およそ20人の母親たちが、赤紙を再現したチラシを
道行く人たちに配りました。チラシは、三重県に住んでいた男性に実際に届いた召集令状
を再現したものです。チラシを受け取った高校1年生の男子生徒は「この紙1枚で戦争に
行くかどうか決まるのは怖いです。平和な時代に生まれ、幸せに思う反面、昔の人たちの
苦労も忘れないようにしなければと思います」と話していました。この活動を行った秋田
県母親大会連絡会の舛屋*コウ子さんは「戦争を知らない若い人たちに、戦争の悲惨さと
命の大切さをしっかりと伝えていきたい」と話していました。
*コウ子さんの「コウ」の漢字は左側が「白」、右側が上から「白」、「大」、「十」
URLリンク(www3.nhk.or.jp)