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岩崎グループ、山川・根占航路「2月撤退」 行政に財政支援促す
岩崎グループの岩崎芳太郎社長は7日、鹿児島市の本社で会見し、同グループの鹿児島交通が運航する
山川-根占航路のフェリーについて、行政側の財政的な支援がなければ来年2月末で撤退する方針を
明らかにした。
運航の協定を結ぶ県と指宿市、南大隅町を近く訪れ、解消を申し入れるとしている。
協定は2006年締結。同社が指宿市と南大隅町から船を借り受け運航を続ける10年間、
航路収入は岩崎側が得る一方、ドックなど運航費用も負担することを明記していた。
岩崎社長は会見で、協定時には想定していなかった燃料高騰や利用客減少などの影響で、
赤字が続いていると指摘。協定内容の変更を再三申し入れたが、受け入れられなかったという。
一方で「積極的にやめようと思っているわけではない。本当に航路が必要なら、(行政側に)考えてほしい」
とも述べ、継続に含みを残した。
指宿市企画課は「正式に通知を受けていないので、コメントは控えたい」としている。
会見で岩崎社長は、佐多岬(南大隅町)の展望公園事業について、近く県に展望台などの
寄付を申し出る方針も表明。「県が受けなければ閉鎖しようと思う」と話した。
南日本新聞(2009 12/08 10:26)
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