09/12/08 17:27:13 0
(>>1のつづき)
連絡会側はとくに、平壌宣言に立脚し国交正常化交渉を再開させる必要性を強調。交渉の主題は
国交樹立のための日朝基本条約になるべきだと主張した。これと関連し、日本側が来年の「韓日合併」
100年という機会を逃さず、植民地支配に対する謝罪と反省の立場を政府レベルであらためて明確に
示すべきだと提案した。
また、対朝鮮人道支援を再開すること、在日朝鮮人に対する「法の厳格適用」という名の
ハラスメントを中止し、彼らの人権保障に向けた措置を講じることなども要請した。
外務省の担当者は、「平壌宣言にのっとり、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、
不幸な過去を清算して国交正常化を図っていく」という日本政府の方針に変わりはないと述べた。
「国交正常化の必要性については共感する」としながらも、朝鮮側の合意履行が交渉再開の
前提だという立場に変化は見られず、日本側の具体的な行動や関係改善に向けた今後の道筋を
示すことはなかった。
これに対して連絡会側は、現在の当局の対応は情勢の様子見にとどまっているとし、新政権は
具体的なロードマップを提示するなど関係改善に向けた熱意を見せる必要があると指摘した。(以上)