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日本一のみかん産地である和歌山の小学生らにミカンを
食べる習慣をつけてもらおうと、県と県JAグループは7日、
県内すべての小学校などの児童約5万9千人に、旬のミカンを
無償配布することを決めた。同様の趣旨で梅干しの配布は行っているが、ミカンの配布は初めてという。
タイトルは「和歌山なんだから みかんをもっと食べようキャンペーン」。
県によると、全国で1人あたりのミカン購入量は昭和40年には1万9969グラムだったが、
平成19年には4648グラムと約23%に激減した。
県内の統計値はないが「多少の差はあれ同様の傾向と思われる」(県農林水産部)ことから
産地も危機感を抱き、「子供のころからみかんに親しみ、食する習慣を育てたい」として、県JAの働きかけで実現した。
配布されるのは、すべての小学校と県立特別支援学校の計288校、約5万9千人。
基本的に1人1個だが、学校へは5~10キロの箱単位での納入になるため、
児童数の少ない学校では1人に複数個が配布される可能性もある。
これまでも学校給食ではメニューに県内産みかんはあったが、
今回は「ただ食べるだけでなく、教師が栄養面や疾病予防など疫学面についても
児童に説明するなど、教育の一環で行う」といい、年内に配布される予定。
県内の温州ミカンの出荷量は平成20年度で15万8300トンと日本一でシェアは約19%。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)