09/12/07 23:56:22 0 BE:342921825-PLT(12556)
政府は7日夜、国民新党などに対し、2009年度第2次補正予算案に盛り込む
新たな経済対策の財政支出の規模を当初案より1000億円上積みし、7・2兆円とする
案を提示した。
8兆円規模を求めていた国民新党は回答を保留したが、「これ以上の上積みは難しい」
との受け止めが広がっており、7・2兆円で決着する公算が大きくなった。
国民新党は、きょう8日午前の与党党首クラスによる「基本政策閣僚委員会」で、
亀井代表が回答を示す方針だ。同委員会で協議がまとまれば、同日の閣議で決定する。
政府案は、7日夜に首相官邸で開かれた与党の政策責任者らによる基本政策閣僚委員会の
小委員会で提示され、社民党は受け入れた。上積み分の1000億円の財源は
建設国債で賄い、地方への交付金の増額に充てる。
小委員会の終了後、国民新党の下地幹郎政調会長は記者団に「亀井代表が8日の閣僚委員会で
回答する」と述べた。一方、政府案を提示した野田財務副大臣は、経済対策の財源として
国債を発行しないとの当初方針を変更したことに「政治を前進させるための判断だ」と述べた。
そのうえで「(8日の基本政策閣僚委に)亀井代表が出席し、数字を上げろという話は
しないという二つの約束をした」と語った。
経済対策を巡っては、政府は4日朝、基本政策閣僚委員会の小委員会で財政支出規模
約7・1兆円とする案を提示したが、国民新党の了承が得られなかったため、
4日に閣議決定できず、調整が続いていた。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2009/12/07[23:56:22] +*+*
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