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政治家を志す人などを対象にした「政治スクール」を民主党が各地で開いている。国会と違って
地方ではまだ議員が少なく、人材を発掘し、政権交代の勢いを来年の参院選や11年の
統一地方選につなげる狙いだ。一方、自民党も都市部を中心にスクールを開き、
党再生を図っている。
政権交代を果たした民主党だが、多くの地方議会では野党にとどまっている。約1年半後に
迫った統一地方選に向けて、候補者の人材確保は喫緊の課題だ。
「私も地盤、看板、カバンが無かったんです」。11月14日、金沢市で開校した
「民主党いしかわ政治スクール」。衆院選で初当選した田中美絵子議員が、参加した会社員や
医師ら50人に語りかけた。
開校式では、国会議員が講演し、医師不足や地方税に関する質疑があった。計5回、
土曜日に講演や実地研修があり、参加費は5千円。出席した会社員、山下智吉郎さん(35)は
「政治に対する熱意を感じた」と話した。
「候補者育成が目的」と県連代表の一川保夫参院議員は言う。衆院選で県内の民主党衆院議員は
ゼロから4人に増えたが、県議は3人で自民県議27人に及ばない。「中央が変われば地方も変わる。
今がチャンス」と期待する。
民主党によると、「政治スクール」は今秋、21都道府県連で開講している。半年から1年間、
国会議員の講義や討論会、議会傍聴のほか、ポスター掲示の依頼や街頭演説のやり方などを学ぶという。
いち早くスクールを導入した地域では、実績があがりつつある。東京都連では、06年に始めた
「民主党大学東京」から地方議員22人が輩出した。7月の都議選で民主党は初めて都議会第一党に
躍進したが、都議3人がスクール卒業。岡田真理子都議は「演説は起承転結の内容にするなど、
議員から直接聞いたことが選挙で役立った」と話す。
URLリンク(www.asahi.com)
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2に続く
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