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弁護士や司法書士、障害者や非正規労働者支援者らが5日、「反貧困ネットワーク京都」を結成、
京都市伏見区の龍谷大で設立集会を開いた。生活保護訴訟の原告らが苦境を語り、
貧困が生じる社会的要因を指摘した。
当事者や支援者、学生ら220人が参加。「反貧困ネットワーク」(東京)代表の宇都宮健児弁護士は、
昨年の「年越し派遣村」に触れ、「最後のセーフティーネットであるはずの生活保護が、
最初で唯一のネットになっている」と話した。
「生活保護の老齢加算廃止は違法」と京都地裁に提訴した松島松太郎さん(84)=山科区=は
「18000円の加算で喫茶店で好きなコーヒーを飲めた。6畳一間の天井ばかり見る暮らしで唯一の
ストレス解消。これがぜいたくか」と語った。
登録型派遣ヘルパーで高齢者や障害者を介護する屋嘉比優子さん(33)=中京区=は
「介護従事者が使い捨ての不安定な形態で働かされるのは、介護の位置づけが低い証左。
『生きるため』ではなく『殺さないため』の介護になっている」と訴えた。
同ネットは来年1月21日に開く運営会議の参加者を募っている。
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
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