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民主党の石川知裕衆院議員（３６＝北海道１１区）は５日、札幌市で記者団の取材に応じ、資金管理団体
「勝山会」の０８年分の政治資金収支報告書に偽の領収書を添付したと指摘されている問題で
「偽造の事実はない」と疑惑を否定した。
この問題をめぐっては石川氏の元私設秘書の男性が、札幌市の事務所や乗用車を無償で貸していたのに、
収支報告書に「家賃」などとして計４４万円を計上し、「受領書」の写しが添付されていると指摘。
石川氏はこれについて「領収書は相手方が作ったものだ」と述べた。
一方、公設第２秘書が私設秘書だった期間に、支援企業から給与の支払いを受けていた疑いがあることに
ついては事実を認め「弁護士と協議し、収支報告書の訂正をしたい」と話した。
また、自身が事務担当者だった民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐり、土地購入代金を
契約翌年の収支報告書に記載したとして告発されている問題について、東京地検特捜部からの聴取要請は
「現時点でありません」とした。
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