09/12/06 10:15:21 0
・「県外移設」を期待する地元住民の不満が噴出した。
普天間飛行場移設を巡り、予定地の沖縄県名護市で5日に開かれた岡田外相と住民の
意見交換会。日米同盟を背景に計画変更の難しさを繰り返す外相に、出席者たちは「地元の
声を聞こうとする姿勢がない」と憤り、怒号が飛んだ。
意見交換会は名護市がある衆院沖縄3区の民主党支部が主催。支持者を中心に約100人が
出席した。非公開で、マスコミが入れたのは外相の冒頭あいさつまで。質疑応答を終え、会場から
出て来た出席者たちは、報道陣に向かって不満をぶちまけた。
現行計画の移設先となっている辺野古の西川征夫さん(65)は「現行計画以外は難しい、という
話ばかり。失望した」と切り出し、「県外で決めなければ、来年の参院選では民主党に投票しない」と
強い口調でまくしたてた。
出席者たちによると、質疑では「私たちは日本人だ。その私たちよりアメリカが大事なのか」などと
厳しい意見が続出。岡田外相が「県外は検討しつつあるが、時間がかかる。それは今の普天間の
状況をそのままにすることになる」と理解を求めると、会場は騒然となり、「普天間を止めれば
いいだろう」「嘉手納(基地)はどうなるんだ」などと怒号が飛び交った。岡田外相が退席しようと
すると、大声で「答えなさい」とヤジが飛んだという。
親子5人で参加した測量会社代表、渡具知武清さん(53)は「何を聞いても、『日米同盟は重要。
普天間は大事』ばかり。話が全然かみ合わなかった」と不満げ。「非公開というのも問題だ」と、
会のあり方にも異議を唱えた。中村保さん(56)も「我々の意見を聞き、政治に反映させようという
姿勢がなかった」と吐き捨てた。
名護市では来年1月、移設受け入れの是非が争点となる市長選が予定される。自民、公明党が
支援する移設容認派の現職と、民主、社民党が推薦する反対派新人の一騎打ちとなる見通しだ。
意見交換会に出席した新人陣営の広報担当者(36)は「きょうの集まりで名護では民主党の
イメージが落ちた。影響が心配だ」と語った。(一部略)
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