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スーパーや百貨店、コンビニエンスストアで値下げ競争が過熱している。11月下旬に急激に進んだ
円高に対応する差益還元セールやキャッシュバックなど名目はさまざま。4日のニューヨーク市場では
一時1ドル=90円78銭と約1カ月ぶりの円安水準になったが、冷え込む一方の消費を盛り上げようと、
それぞれ懸命に消費者の呼び込みを図っている。
5、6の両日に円高還元セールを打つのはイオン。本州と四国のジャスコ251店で輸入食材や
ペット用品計100品を最大40%値下げする。
11月下旬の円高を反映して実際に商品の仕入れ価格が下がるのはまだ先だが、値下がりの見通しが
立った商品を前倒しで安く売る。広報担当者は「お客さまの値下げ要望が強く、できる限り早い対応を心がけた」。
関西スーパーマーケットは、11月末と12月5日に牛肉の半額セールをする。
神戸物産が営む「業務スーパー」は「爆弾価格」などと銘打ち値下げ品目を増やしている。
宝飾、ブランド品買い取り・販売の「コメ兵」は、海外ブランドの新品だけでなく中古品も値下げした。
国内で買い取るので円高は無関係だが「円高で新品が下がれば、中古品の相場も下がるので…」と広報担当者。
このほかイトーヨーカ堂とそごう・西武は4日から6日まで現金や商品券による還元セールを実施。
ローソンは来年4月をめどに、105円の商品を現在の2倍の千品目に増やす。
神戸新聞(西井由比子)
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
画像:円高還元の値下げセールを始めたスーパーの店内=5日午前、
神戸市垂水区天ノ下町、ジャスコ垂水店(撮影・岡本好太郎)
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