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成田空港で約1カ月籠城中の人権活動家、馮正虎さんのことをご存じだろうか。
馮さんは上海の陳情者への法律相談など地道な人権擁護活動を続けてきた人だ。
天安門事件当時、民主化運動の武力弾圧を批判したことがある。
今年2月、当局に41日間監禁されたのち、出国を条件に釈放された。
とりあえず当局が神経を尖らしている天安門事件20周年(6月4日)が過ぎるまで、
昔留学したことのある日本に滞在したが、そのあと帰国しようとしたら、
中国の入国を拒否された。11月4日までに8回帰国を試みたが全部未遂におわった。
馮さんはこれに抗議するため最後に上海から強制送還されたあと日本への入国を拒否し、
成田空港第一ターミナル南ウイングの制限エリア内で籠城生活を始めたのだった。
その生活ぶりがツイッターで発信され、Twitter(ツイッター)で
この抗議活動を知った世界中の人権活動家が支援を開始。
欧米、香港、台湾メディアが連日取材しネットでも話題になっている。
中国国内でツイッターは読めないが、在外華人がブログなどで転載し、中国人の間でも
「馮さんの帰国を許さないとは、中国の恥だ」と応援する声が盛り上がっている。
ところが日本は当事国なのに今ひとつ報道が少ない。
せいぜい朝日新聞が夕刊で紙面を割いたぐらいだ。
馮さんは成田空港記者クラブを対象に会見も開いたし、
日本の記者から個別取材もたくさん受けたという。しかし記事の扱いは小さい。
どうしてか、と成田空港の広報に聞いてみたら
「政治難民の問題など切り口が難しいんじゃないでしょうか」という。
(>>2以降に続くです)
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