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小型のハンディカメラの普及でテレビ局の記者やディレクターらが簡単に撮影できる
ようになり、その取材スタイルが波紋を広げている。11月には、英国人女性死体遺棄事件で、
市橋達也容疑者(30)=殺人容疑で再逮捕=を移送する車に駆け寄ったTBSの
社員ディレクターが現行犯逮捕される事態に発展。「現場が乱れ、報道の規制につながり
かねない」と懸念の声が上がっている。
■今やおなじみ
千葉県警行徳署によると、逮捕されたディレクターは市橋容疑者の車が警察署を出た瞬間、
ハンディカメラを手に車にとりつき、フロントガラスをたたくなどした。この行動をきっかけに、
他のハンディカメラを手にした報道陣が次々と車に群がった。
「群がったのは、ほとんど民放テレビの記者やディレクターだった」と現場に居合わせた
カメラマンは証言する。今年1月の中央大学の教授刺殺事件から特に頻繁に見られ、芸能人の
薬物事件などでも今やおなじみの存在という。
ハンディカメラは技術の進歩で画質が向上、機動性もあって現場の臨場感ある映像が撮れる。
ニュース専門のインターネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」の神保哲生代表は
「秋葉原の無差別殺傷事件では、通行人がケータイで撮った映像がニュースに流れた。そんな
映像を彼らが担っている」と話す。
(>>2以降に続く)
▽画像:市橋達也容疑者の車にとりつくテレビ各社のハンディカメラ部隊
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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