09/12/05 03:06:02 0
親しくなった異国の美女が、実はスパイだった……。
映画で使い古された「ハニー・トラップ」のパターンが、中国では現実に起きている。
2004年にも、上海の日本領事館に勤める電子官が、女性の存在を利用したスパイから
暗号コードを渡すよう脅され、自殺を図るという痛ましい事件が起きた。
ロンドン前副市長のイアン・クレメント氏(Ian Clement)が遭遇した北京での出来事を、
中国を訪問する政府要人は参考にするといいだろう。
「まさか、自分が騙されるとは思ってもいなかった」と、クレメント氏は
29日付け英紙「デーリー・ミラー」に告白している。
昨年の北京オリンピック期間中、当時ロンドン副市長だったクレメント氏は、北京を訪れていた。
目的は、2012年開催予定のロンドン・オリンピックに投資してくれそうなクライアント探し。
オリンピック開幕日の夜、クレメント氏は中国当局主催のイベントで、
ある中国人の女性から名刺を渡された。バーで飲もうと言われたが、彼はその誘いには乗らず、
そのまま宿泊先のホテルに戻った。すると、女性がフロントでクレモント氏を待っていた。
二人はお酒を飲んだ後、クレモント氏が女性を部屋へ誘った。
その後に発生したことについて、クレメント氏ははっきりと記憶していない。
目が覚めたのは数時間後で、女性が服を着て、部屋を出ていくのが分かった。
書類が部屋中に散らばり、重要な情報が入っている彼のブラック・ベリー(携帯端末)から、
ファイルがダウンロードされた形跡もあった。
「彼らは、私がどのビジネスを得ようとしているのかに興味があったようだ。
彼女は、私が誰に会い、ロンドンでの保守派政権の動きが知りたかったのだろう」
と、クレメント氏は「デーリー・ミラー」に話す。(>>2以降に続くです)
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