09/12/04 22:20:47 4Sam7lx30
東証大引け、５日続伸で１カ月ぶり１万円回復、主力ハイテク株などに買い
４日の東京株式市場は日経平均株価が５日続伸。大引けは前日比44円92銭（0.45％）高の１万0022円59銭と
高値引け。10月30日以来、約１カ月ぶりに１万円台を回復した。円相場の上昇一服や、政府・日銀の政策運営に
対する極端な不安が後退し、買いが優勢となった。ハイテクなど主力株の上げが目立った。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も５日続伸。
円相場が１ドル＝88円台前半に下落したことが支援材料となり、採算悪化懸念の和らいだ電気機器、輸送用機器などの
セクターに買いが入った。今週に入って日銀が追加の金融緩和策を決定。政府は追加経済対策の議論を進めるなど
経済下支えのための対応策を見せ、売りを出しにくい雰囲気が続いた。売り方が買い戻しに動いたことも相場の押し上げ
要因になったという。
短期的な過熱感が意識され利益確定売りに押される場面もあったが、下げ幅は限られ、取引終了にかけては
底堅さを意識した買いが再び優勢になった。もっとも、東証１部の値下がり銘柄数は全体の６割強にあたる1037に達し、
一部の主力株の上昇が指数を押し上げた面は大きい。１万円回復後の株高の持続性には、懐疑的な声が聞かれた。
東証１部の売買代金は概算で１兆5101億円。売買高は23億1824万株となり、６日連続で20億株を超えた。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)