09/12/04 15:28:10 0
★生体認証破り、初摘発へ…指紋変造で入国容疑
・強制退去処分を受けた中国人の女が、指紋を変えて入国審査時のバイオ(生体)認証をくぐり抜け、
昨年12月に再入国していたとして、警視庁は近く、この女を入管難民法違反(不法入国)容疑で
逮捕する。
バイオ認証を巡っては今年1月、韓国人の女が特殊なテープで指紋を変造して入国していた
ことが判明。入管当局はこれを機に、指紋をスキャナーで読み取る精度をあげるなどの対策を
取っているが、それ以前の不法入国が再び発覚したことで、対策実施前に、ほかにも類似の
不法入国がなかったか検証を迫られるのは必至だ。
入管当局によると、バイオ認証を通過した不法入国者が警察に摘発されるのは初めて。
捜査関係者によると、同法違反の疑いが持たれているのは、別の事件で先月、電磁的公正証書
原本不実記録・同供用の疑いで逮捕された林蓉容疑者(27)。
日本人の清掃員の男(59)との婚姻を理由にビザを取得した上で、来日前に中国国内で指先の
表皮を手術するなどして指紋を変え、昨年12月、偽名で取得したパスポートを使って関西空港の
入国審査場のバイオ認証を通過、不法に入国した疑いが持たれている。
先月、警視庁が中国人らによる偽装結婚事件を摘発した際、清掃員の男と結婚したはずの
林容疑者が別の中国人の男(26)と暮らしていたことがわかり、同庁は、林容疑者を電磁的
公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕。
取り調べの過程で、林容疑者が2007年3月、就労ビザが切れた後も東京・赤坂の飲食店で
ホステスとして働いていたとして強制退去処分となり、中国に送還されていたことが判明。
林容疑者の両手の人さし指の中央部には、指紋の模様を分断した不自然な傷が残っており、
同庁で入国審査の状況を調べたところ、バイオ認証で、強制退去時に採取された指紋と一致
せず、「別人」と判定されていたことが判明した。
林容疑者は取り調べに対し、指紋を細工したことを否定しているという。(抜粋)
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