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また、「非モテ」の男女の日常生活も紹介した。IT企業のサラリーマン(23)は作曲するのが趣味で、
恋愛によって作曲の時間を減らされるのは困る、という。そもそも女性が好きという感情はなく、
高校の時に試しに付き合って手を繋いでみたものの、「母親と手を繋ぐのと同じ。女性は普通の人、というか他人」
という感想しか持たなかった。合コンをしても「(恋愛の話しになると)話しをしていて辛かった」。同性愛にも関心がない。
性欲はあるが、アダルトビデオやエロ本は使わない。「音楽」で処理するのだという。
「一番良いのがインディーズで売られている曲。この表現がいいな、と思うと、興奮する」
■「相手を深く知るのは荷が重い」
コスプレが大好きという20歳の「非モテ」女子大生も登場。オフ会の日はミニのセクシーなナース服を着ていた。
恋愛をしたくない理由は、男性と付き合うことによって「感情を左右されたくない」ため。イタリアンレストランの
男性店員が気に入りだそうだが、彼氏にしたいとは思わない。アイドルのように思っているだけで、
「メールしたり、デートとなったら、彼のことをよく知らなければならない。相手を深く知るのは荷が重い」という。
なぜ「そもそも恋人なんて欲しくない人」が急増しているのだろうか。「革命的非モテ同盟」の設立に関わった
元書記長の古澤克大さんによれば、もともと「非モテ」とは「モテてもろくなことがなく、恋愛を避けて
面白おかしく生きた方がいい」「モテることが『正義』という扱いはおかしい」という概念だ。それが
「モテるようになろう」に変化した。現在は初めの頃の考え方に回帰している状態なのだという。
こうなった理由は、モテようと努力したものの、結局はモテずに挫折した人多く、「諦めよう」となったことが一つ。
また、「婚活ブーム」の中で起こった結婚詐欺事件の影響も大きく、異性に対し開いた扉が閉ざされる結果に
なっているそうだ。古澤さんはこれからの「非モテ」について、
「生き方は人それぞれで、恋愛をしない『非モテ』、そんな生き方があってもいいと思います」と話している。
(おわり)