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陸上自衛隊の朝霞駐屯地内にある広報センター「りっくんランド」(東京都練馬区)の
人気が急上昇している。行政刷新会議の事業仕分けの対象として、仕分け人の蓮舫
参院議員が訪れた姿が繰り返しテレビに登場して認知度がアップしたほか、有料化を
懸念して駆け込み需要が出ているためだ。センターでは「いずれにせよ、より多くの
人に防衛への関心を持ってもらえれば」と思わぬ“仕分け効果”を歓迎している。
「りっくんランド」は戦車やヘリコプターなどを展示しているほか、迷彩服や装備を試着
できるなど体験型の無料広報施設。事業仕分けの対象として11月23日に蓮舫議員が
来館し、飛行感覚を味わえるフライトシュミレータに感嘆する姿がテレビで放映されたが、
翌24日の事業仕分けでは自衛隊の広報事業費(約13億円)が「縮減」と判定された。
センターの来場者は、これまで休日400~500人、平日200人程度だった。しかし、
24日の事業仕分け後に急増。28日の土曜日は1380人、29日の日曜日は2049人と
2千人を突破。今月2日は平日でも323人を記録した。
「テレビで蓮舫議員の訪問を見て、知った」と話すのは埼玉県川越市から来た60代の
夫婦。広島から実家の東京に帰省中という男性(30)は「テレビで見ておもしろそうだった」
と話す。また、事業費の縮減で民間委託して有料にする可能性が出てきたため、「無料の
うちに行こうと思って」(東京都西東京市から来た一家)という声も目立つ。
センターの広報担当者は人気急上昇について、「メディアに取り上げられた効果」と分析。
「有料化の行方は分からないが、まずはたくさんの人に知っていただくことができ、よかった」
と話している。
産経msnニュース 2009.12.2 21:54
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」を楽しむ来場者たち(画像)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)