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県が管理する松本空港では、運営が大幅な赤字状態になっている一方で、ターミナルビルを
運営する県の外郭団体には2億円近い剰余金があることが明らかになりましたが、この外郭団体に
県職員のOBが役員として再就職していることがわかりました。
松本空港では経費が収入を大幅に上回る実質的な赤字状態となっています。
一方、松本空港のターミナルビルを運営する県の外郭団体「松本空港ターミナルビル株式会社」は、
平成20年度の時点で利益の繰り越しや積み立て金など合わせて1億8000万円の剰余金が
あることが明らかになっています。
「松本空港ターミナルビル株式会社」によりますと、会社を設立した平成4年から県職員のOBが
専務取締役に再就職していましたが、県が外郭団体改革を進めた結果、平成16年から去年3月までは
OBではなく現職の県職員が派遣されていました。
ところが去年4月から県の現地機関の幹部だったOBが専務取締役として再就職しているということです。
このOBはことし3月末で退職しましたが、4月からは別の現地機関の幹部だったOBが部長職で再就職し、
その後、専務に昇格しているということです。
これについてターミナルビルでは「さまざまな分野に精通している県職員OBに役員として経営に
携わって頂いている」と説明しています。
いったんは見直された県職員OBの再就職が復活していることや空港そのものの運営が大幅な
赤字状態となっている中で2億円近い剰余金があることなど今後の運営のあり方を改めて議論
していく必要がありそうです。
URLリンク(www.nhk.or.jp)
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