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［東京 ２日 ロイター］ 平野博文官房長官は２日午後の会見で、
鳩山由紀夫首相が円独歩高は放置できないと発言したことに関連して
「総理は介入を辞さないとか云々というようなことは言っていない。
要は、急激な乱高下は極めてゆゆしきことで注視していると（の趣旨の発言だと）理解している」と述べた。
経済対策を盛り込む０９年度第２次補正予算編成はドバイショック後の
円高・株安などに対応して当初想定された２．７兆円規模より強化・拡大することが決まった。
２．７兆円を超える財源について平野官房長官は「国債発行という考え方もあるだろうが、
今までにない経済状況、円高・株安でこれだけ不況になっている。デフレ感があるなかで、
今やらなければならないことがあれば、国債発行なのかどうなのかは別にして、
あらゆる手段を講じて対応していかなければならない」と述べ、
赤字国債発行による財源調達に含みを残した。
一方、来年度予算編成では「意思として、財政規律の考え方はそこになければならないと思っている。
財政当局もその考え方で予算を組んでいく」と指摘。いわゆる埋蔵金と言われる特別会計の活用に関して
「２次補正で使うのか、来年度予算編成で使うのか、
当然あるものは全部使っていくことは視野に入っている」と述べた。
（ロイターニュース 吉川 裕子）
12月2日17時55分配信 ロイター 介入についての言及ではない＝首相の為替発言で官房長官
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