09/12/02 16:47:03 pO8x8ZpE0
>>320
各大臣には法のスキマを埋めるために裁量が与えられているけれど、
それは、規定する法律がないからに過ぎない。
つまり、この裁量は法律の代わりであり、あくまで法律の精神に則って、
且つ、国民の大多数の意見を反映した常識的判断が求められる。
細かな法律を待てない緊急のケースとかにはその効果が発揮されるはず。
千葉はこの裁量を拡大解釈し、
じぶんの 「かわいそう 法律」 を 国家の法律より優先させて適用している。
千葉の中では、現行法は間違いで、私の正義の法律を適用すべきと主張している。
現行法が時勢に整合せず、且つ、国民大多数の意見を代弁しているならそれもよい。
しかし、現行法は他国と比べても充分妥当であり、常識的にも妥当とみなせる。
それなのに千葉は自分の私法を国家の法律に優先させて適用している不適格者。
裁量はあくまで現行法に則った方針に整合することがこの制度の目的であったはず。
極端な話、大臣が結託して市橋容疑者を医者にしてもよいと言えばそういうこともできちゃう。
でも、それは法が大臣に求めている裁量の目的と範囲を逸脱している。
確かに違法ではないけどさ。