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・配偶者に内緒で着々と離婚に向けて準備を進める、いわゆる「離活」に取り組む男性が
急増していることが、離婚カウンセリングやコンサルティングを行う「離婚110番」(東京都
渋谷区)の調べで分かった。妻からの暴力(DV)などから離婚を決意する男性も目立って
いるといい、妻から言い出すことが多かった「離活」に変化の兆しがみえる。
「妻から暴力を振るわれれている」「子供の親権を取得したいが、どうすればいいのか」
離婚110番には今年8月以降、男性からの離婚相談が急増している。11月は相談総数の
3~4割程度が男性の離活に関する相談で、中には「突然、子供を連れて夫が家出した」
という妻からの相談も目立っているという。
離活の相談に来る男性で目立つのは30代前半~40代で、相談理由については
(1)自分自身が浮気をしてしまった
(2)親権をとりたいなど子供がらみの相談がしたい
(3)妻からのDVを受けた
の順という。
離婚110番の代表カウンセラー、渋川良幸さんは「離活という言葉が一般的になったことと、
不況で離婚をするなら損をしないように準備しなければと男性も思うようになったからでは
ないか」と男性からの相談が増えている理由を分析する。
一方で、渋川さんは「最近は凶器を使って脅されるなど深刻な妻からの身体的暴力も
目立つが、夫が子供の親権をとりたいと思っても難しく、離婚後、子供と面会するのも
ままならない現実がある。親権取得のための準備が必要と考える男性が増えていることも
あるだろう」と指摘し、「男性の離婚をとりまく現状は厳しいが、準備をすることで上手に
再出発できるはず」と話している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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