09/12/02 06:49:29 6UK2vPrR0
映画監督を目指す人間は「映画を見ろ」と映画を見る事を薦められる。
小説家を目指す人間は「小説を読め」と小説を読むことを薦められる。
新聞記者を目指す人間は「新聞を読め」と新聞を読むことを薦められる。
画家を目指す人間は「絵を見ろ」と絵を見ることを薦められる。
音楽家を目指す人間は「音楽を聴け」と音楽を聴くことを薦められる。
が、アニメだけはなぜかアニメ制作者が「アニメを見る奴は駄目だ」と
薦めるどころか殆ど人格否定に近い言い方が良くされている。
単に他のメディアに対しての劣等感から、そんな事を言っているのか?
それとも、実際アニメは他のメディアに劣っているのか?
という事はつまり、そう言っている制作者は人に見せられないような稚拙な
駄作ばかり作っている事になるが?
そういう意味では、自分の作品に「このDVDは見られたものではないので
買ってはいけません」というオビを付けた富野監督の言動には矛盾が無い。
まあ、自分で「ガンダムは嫌いだ」と言った後、「ガンダムはつまんなくて
嫌いなんですか?」と聞かれて「私の言う事をいちいち額面どおりに
取らないで欲しい!」などと答えたりしているので、どの程度本心なのかは
分からないが。
なんにせよアニメの有名監督は大抵、他のメディアというより実写映画に
対しての妙な劣等感を抱えている気がする。