09/11/30 22:18:15 2bHWemAG0
今回のＴＶ朝日でのコメンテーターの発言は、２つの点で非常に興味深い。
１点目は、テレビの洗脳機能の一端が垣間見られることである。
発言中に「我々」とあり、これが誰を指すのかと2chで議論があるが、
これは発言者を含めたその周囲の人々指す言葉であり、
その範囲が極めて曖昧で、前後の文章など関係性の中でとらえなければわからない。
そこに、この「我々」という言葉が洗脳のキーワードになる理由がある。
発言中には「我々」を特定するような言葉はないが、そこがみそで、
テレビを見ていた方は、自分に向けて話しかけられているように感じ
「（直接認知できないが自分の周りの）世間では鳩山内閣を支持し、みんなで支えているんだ。」と思った方も多いのではないだろうか。
そして「だから、扇子へのサインなんて今は問題にすべきものではないんだ。支えてるんだから」とも意識下に刷り込まれたのではないだろうか。
2点目は、コメンテーターの本音、世論誘導の一端が垣間見えたところである。
「支持率を下げないで、辛抱して支える」という言葉は、
支持率に何らかの影響を与えることができる者にしか思いつかないものである。
本当は、「色々の問題があっても国民は期待し、支持率も下がっていない」と言いたかったのかもしれないが、
つい本音が出たのであろう。
少なくとも、コメンテーターは「辛抱して（鳩山内閣を）支える」と思っているのであろう。
そして、そのような思いで、これまで「支える」ための（世論誘導の）コメントをしてきたのであろう。
もしかしたら、支持率を下げないような工夫をしている「我々」の調査の実態についても知っているのかもしれない。