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千葉県松戸市で１０月、マンションの一室が焼け、この部屋に住む千葉大園芸学部４年、荻野友花里さん（２１）が
殺害されていた事件で３０日、別の強盗容疑などで千葉県警に逮捕された４８歳の男が、遺体発見前日に
荻野さんのキャッシュカードでＡＴＭ（現金自動預払機）から現金を引き出した際に防犯カメラで撮影された写真が
自分だと認める供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は１１月中旬、強盗と強姦未遂の疑いで県警佐倉署に逮捕されており、その後の調べで、
別の事件でも被害者のキャッシュカードを使い、現金を引き出すなどの手口を使っていたことが分かっている。
これまでの県警の調べによると、１０月２２日午後８時２０分ごろ荻野さん宅から出火。焼け跡から、首や胸に複数の
刺し傷がある荻野さんの他殺体が見つかった。
その後、遺体発見前日の２１日午後に、ＪＲ松戸駅周辺のＡＴＭで、荻野さんのキャッシュカードを使って現金が
おろされていたことが判明。ＡＴＭの防犯カメラには、青い服を着て帽子をかぶった中年の男の姿が写っていたが、
逮捕された男は、写っていたのは自分だと認める供述をしているという。
捜査本部では、この男が事件に関与していた可能性が高いとみて行方を追っていたところ、逮捕された男が
防犯カメラの画像の男に酷似していたという。
荻野さんの遺体は、マットレスの上に裸で横たわり、黒こげの状態で発見され、死因は胸を刺されたことによる
失血性ショック死。胸にあった刺し傷は深さ約１１センチに及ぶものもあったという。
ソース
産経新聞 URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)