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★“保育所基準緩和 質低下に”
深刻化する待機児童の問題を解消するため、厚生労働省が保育所の面積基準の緩和を検討
していることを受けて、29日に保育所の職員などで作る団体が保育所を使って今の基準を
検証し、基準の緩和は保育の質の低下につながりかねないと訴えました。
検証したのは保育所の職員や保護者らで作る団体で、さいたま市にある認可保育所を使って
今の基準で子どもの過ごす環境がどのような状態かを調べました。検証は2歳以上の幼児1人
あたり1.98平方メートル以上必要な保育室に、基準に沿った数の子どもたちに入って
もらって食事や昼寝を再現する形で行われました。
35平方メートルの保育室に、基準いっぱいの18人の子どもが入って遊び出すと、肩が触れあったり、
昼寝の布団が重なったりして、見ていた親からは「余裕がなくて驚いた。もっと伸び伸びさせてあげたい」
という声が出ていました。
認可保育所の基準をめぐっては、今月、長妻厚生労働大臣が深刻化する待機児童の問題を
解消するため東京など都市部に限って面積の基準を緩和する考えを示し、国は来月上旬にも
保育所の基準見直しについて正式な方針を決める見通しです。
検証に参加した帝京大学の村山祐一教授は「待機児童が多いのは、保育所の量の問題であって、
それを面積という質の問題で解決しようとしてはいけない。子どもが安全安心に過ごせる環境は
基準で守っていく必要がある」と話していました。
11月29日 18時47分 NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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