09/11/29 20:06:28 oWrs0t6F0
もう一度言う。
単純に考えなさい。
難しいものだと思い込んでいたことが、実は視点を変えて見ると
簡単に見えてくる。
誰かが難しく見せようと騙そうとしてい事に気づく。
円安と円高の極端な場合を想定して考えれば良い。
1ドルが1000円になったとする。
確かに一見すると輸出業者は潤うように見える。
アメリカで1万ドルの車を売れば、
今だと日本円で88万円の売り上げにしかならない。
しかし1000円だと1000万円の売り上げに
なるではないか、というのが輸出業者の言い分である。
しかし、いいかい、日本には車を作るための鉄鉱石も
石炭も、合成ゴムを作るための石油もまったく国内では
調達できないのだ。
それらを購入するためには88円で買えたものを
1000円出さなければ買えなくなる。
いいかい、サウジアラビアの石油会社は日本円は
受け取ってはくれないのだよ。
日本は食料品のほとんどが輸入だ。
88円で買えたキャベツが1000円になって
あなた生活出来ますか?
その時には給料が10倍になると思いますか?
マクロ経済の視点から見れば自国の通貨が強くなって困る
なんてことはあり得ないのである。