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★新規参入は断固阻止!!
★保育園業界に巣くう利権の闇
保育園に入れない子どもが増加している。その一方で、保育園の新規開設は遅々として進んでいない。
株式会社などによる新規参入に、既存の保育園が政治力まで使い反対してきたからだ。その背景には、
既存の保育園の経営が利権化し、職員の待遇が恵まれていることがある。保育園業界の闇を追った。
経営感覚ゼロでも客が万来し、税金はかからず、補助金はジャブジャブ。職員には、高給取りがごろごろいる。
なにしろ保育園の需要は急増している。2009年4月時点で、認可保育園に申し込みをしているが入園できない
待機児童数は、全国で約2万5000人。しかも、この1年で29.8%増と過去最大の増加を示している。
さらに、はなから諦めて申し込みをしていない潜在的な待機児童数は80万人と推計される。
これだけ需要があるのに保育園はなぜ増えないのか。その答えは、新規参入の難しさにある。
保育園業界が、新規参入を断固として阻止しているのである。
保育園には、認可保育園と認可外保育園がある。認可保育園は文字どおり自治体の認可を受けたもので、
国や自治体から潤沢な補助金を受け取っている。国費だけでも、年間3000億円程度が認可保育園に投入されている。
そして、認可保育園と認可外保育園の経営には、天国と地獄ほどの差がある。認可保育園の経営は楽で非常においしいのだ。
認可保育園は認可外保育園がもらうことのできない巨額の施設整備費を受け取っているため、園舎は立派で、園庭も大きい。
それでいて、月謝の平均は約2万円と安い。これも補助金のおかげだ。
一方、都心の認可外保育園の多くは、雑居ビルで運営され、0歳児の月謝は6万~7万円かかる。
これだけ差があれば、認可保育園には黙っていても園児は集まる。そして、園児が集まれば、それだけ多くの補助金が入ってくる。
>>2へ続く
ダイヤモンド・オンライン
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