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★携帯に残る平岡さんのメール21件 島根・女子大生遺棄
島根県立大(同県浜田市)総合政策学部1年、平岡都(みやこ)さん(19)の遺体の
一部が広島県北部の山中で見つかった事件で、平岡さんの姿が最後に確認されてから
26日で1カ月。行方不明になってからの足取りは依然、わかっていない。平岡さん
と親しかった同大1年の女子学生(19)は、やり取りした携帯電話のメールを大切に残していた。
平岡さんが最後に確認されたのは、10月26日午後9時15分ごろ。アルバイト先の
浜田市のショッピングセンターで同4時半からの勤務を終えて、従業員通用口から出る
姿が防犯カメラに映っていた。しかし、大学そばの学生寮に戻らず、11月6日以降、
広島県北広島町の臥竜(がりゅう)山で遺体の一部が相次いで見つかった。
平岡さんが大学で最後に受けた授業は、10月26日午後のロシア語だった。国際交流に
関心が強く、ロシア語にも熱心に取り組んでいたという。
平岡さんとロシア語の授業やゼミが同じで、仲が良かった女子学生は「元気はつらつな子で、
つき合いやすかった」と言う。10月に入って、頻繁に携帯電話でメールを交換するようになった。
10月14日。平岡さんの相談事に励ましの言葉を贈り、感謝のメールが返ってきた。
「なんかいろいろ取り乱して申し訳ない(中略)もうちょい頑張って待ってみる 頑張ろうな ありがとね 愛しとるよ おやすみ」
10月19日。手作りのお菓子をあげたときは、平岡さんからおどけたメールが来た。
「あのクッキーみたいなやつ まぢうまかったぞッ Thank you」「天才 今度料理教室ひらいてや」
どこにでもいるような年頃の女の子同士の楽しそうなやり取りが残っていた。この女子学生は
平岡さんからもらった直近の21件のメールを保存している。
平岡さんは、よく女子学生に「外国人の友達がおったらいいよね。留学した時に見つけられたらいいな」
と話していた。行方不明になる約3週間前の10月4日、平岡さんと女子学生は、浜田市の浜田港に
入港したロシアの帆船を見に行った。ウラジオストクの大学生が乗ってくる毎年の恒例行事で、
平岡さんは同世代のロシア人らと笑顔で記念写真を撮った。
女子学生は最後のロシア語の授業も一緒に受けた。「今日バイトやし、がんばるわ」。
授業後、平岡さんはそう言って、バイト先に向かったという。
「最初、事件の報道を『見ない、見たくない』と思っていた。でも、都とわかって悔しい気持ちで
いっぱいになった。なんで都だったの、なんで殺す必要があったの。犯人を絶対許せない」
朝日新聞 URLリンク(www.asahi.com)