09/11/27 21:40:25 0
★政府が円高進行受け対策検討、09年度2次補正に反映へ
外国為替市場で進行する円高の日本経済への悪影響を緩和するため、政府は策定中の
経済対策に円高対応を反映させる方向で検討する。
鳩山由紀夫首相は27日夕、官邸内で記者団に対し、「(円高で)輸出企業が相当な
打撃を受けることが予想される」とし、2009年度第2次補正予算を含めて経済対策
を打っていく必要があると語った。
同日夕刻に開かれた政府の経済対策検討チームでも、出席者から円高に対する懸念が示された。
会合後に会見した内閣府の古川元久副大臣は「円高を十分注視しなければいけないことで
政府の認識は一致している」とし、円高対策の必要性について「どのような形で考えていくか、
残った問題として考えていきたい」と表明。2次補正、2010年度当初予算も展望して経済
対策に反映させていく考えを示した。
対策検討チームは来週中にも雇用、環境、景気を柱とした経済対策をとりまとめる予定で、
対策の規模も示す。対策検討チームでは2次補正の規模について、1次補正見直しに伴う
2.7兆円程度を活用する方針を示しているが、連立を組む国民新党は11兆円規模を主張
している。国民新党や社民党を交えた基本政策閣僚委員会の実務者協議の議論も踏まえ、
政府としての対策を決定する。
2009年 11月 27日 21:24 ロイター
URLリンク(jp.reuters.com)