09/11/26 18:11:41 0
幼稚園から高校までの教員に10年ごとの免許更新を義務付けた教員免許更新制。2009年度から
始まったばかりだが、民主党を中心とする新政権の誕生に伴い、10年度限りでの廃止が検討されている。
「重要な教育制度が朝令暮改でいいのか」。徳島県内の教育現場からも戸惑いの声が上がっている。
現制度では免許の有効期限を10年とし、これまでに取得した人は35歳、45歳、55歳を区切りに
更新することになった。教育の最新事情を学ぶ必修12時間、各専門分野の選択18時間の計30時間を
2年間で修了しなければならない。受講料約3万円は教員の自己負担だ。
10月下旬、阿南市文化会館で鳴門教育大学が開いた教員免許講習の必修科目には約50人が参加。
県立高校の男性教諭(33)は「新たなことが学べて刺激になった。ただ、忙しい中、決して安くない受講料を
支払って免許を更新しても、新制度では意味のないものになってしまわないだろうか」と不安を募らせる。
新政権は免許更新制に代わる教員の質の向上策として、教職大学院で学んだ教員に「専門免許状」を与える
制度創設を検討中。現在の更新制で手続きを済ませた教員には、受講実績を専門免許状取得の際に
単位換算するなど救済策も視野に入れているが、実際にどうなるかは不透明だ。
2以降に続く
ソース
徳島新聞 URLリンク(www.topics.or.jp)
2:西独逸φ ★
09/11/26 18:12:04 0
>>1続き
県教委教職員課によると、10年度末までに更新が必要な県内の対象者は830人。このうち11月1日現在で
修了認定を受けているのは142人。現行制度廃止の方針が示されているとはいえ、教育職員免許法が
改正されるまでは現行制度が有効となる。このため同課担当者は「現行制度が生きている以上、
受講しなければ免許が失効してしまう。対象者は国の動向に注意してほしい」と呼び掛けている。
一方、更新講習を開く大学側にとっても負担は小さくない。鳴門教育大学は本年度、必修6、選択29の
計35講座を開設。講師を手配し、県内3会場で講習を開いてきた。
同大大学院の葛上秀文准教授(教育社会学)は「現行制度には長所も短所もあるが、制度がころころ変わると
現場が振り回される」。新政権が検討している教員養成課程6年化についても「スタッフや設備の面でも受け入れ
態勢が整っておらず現状では難しい」とし、「拙速に答えを出さず、十分に議論して制度設計する必要がある」と
指摘している。
おわり
3:名無しさん@十周年
09/11/26 18:12:18 D1l3/6D20
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対象スレ: 【徳島】「重要な教育制度が朝令暮改でいいのか」 教員免許更新制の廃止検討で県内教育現場に戸惑いの声
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