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キリンビールは25日、来年2月にハイボールの新商品を発売することを明らかにした。
ハイボール市場は、先行するサントリーの「角ハイボール」=写真(下)=で人気上昇中。
国内アルコール需要の縮小に備え、持ち株会社の経営統合を目指す両社だが、
商品展開では熱い戦いが続きそうだ。 (杉藤貴浩)
ハイボールは、一般的にウイスキーなどの蒸留酒をソーダで割ったもので、
比較的低めのアルコール度数と炭酸の爽快(そうかい)感による飲みやすさが売り物だ。
キリンが発売する「世界のハイボール」=同(上)=は、米国産ウイスキーと
スペイン産シェリー酒を、それぞれソーダなどで割った二種類。三百五十ミリリットル缶で、
来年二月十日から全国のスーパーや酒店などで一斉発売し、実勢価格は百四十八円程度になる見込み。
ハイボールは、ウイスキー国内トップのサントリーが、
昨年九月から自社の「角瓶」をソーダで割った「角ハイボール」を飲食店向けなどに本格展開し、
今年十月にはコンビニエンスストアで三百五十ミリリットル缶も発売。ビールに比べて低価格なこともあり、
不況下で売り上げを伸ばし、同社は三百五十ミリリットル缶の年内販売目標を二倍近くに引き上げた。キリンがハイボール市場に
参戦するのも、若者のビール離れが進む中、ハイボールなどの低アルコール飲料が数少ない成長分野だからだ。
二十五日に東京都内で記者会見したキリンの佐藤章マーケティング部長は「(この分野は)ビール類市場の十分の一で、
成長の源泉だ」と、拡大の余地があると説明。経営統合交渉を行うサントリーと競合する商品を投入し、
限られたパイを食い合う懸念についても「(競争で)刺激をつくらないと需要はもっと落ちる」と強気の姿勢を示した。
CH3-CH2-OH、いやソース
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