09/11/26 10:47:18 8HH6mAJ60
理研の京速コンピュータープロジェクトに使う富士通製SPARC64 VIIIfxは
米国Sun社が開発したCPUに富士通が256bit SIMDユニットを独自拡張した
非常に高価なチップだが、1コアあたりのSIMDユニットの倍精度演算能力が
Intel Nehalemの1.3倍くらいしかなくて、なおかつスカラ演算能力では大きく負けてる。
SPARC64 VIIIfxはそのコアを1チップに8コア積んで128GFlopsの演算性能を
実現してるので、チップ面積は513mm2とかなり大きくなってる。(Nehalem4コアの2倍以上)
次期IntelのSandy Bridgeが出たらAVXによって1コアの
クロックあたり性能で並ばれてクロック差で性能は負ける。
TOP500のスパコンが軒並みAMDやIntelのx86系CPUやPowerPCを
使ってるのも安価に入手できる汎用CPUが抜群にコストあたり性能が高いから。