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政府の行政刷新会議の事業仕分けで科学研究の予算の廃止や削減が相次いだことについて、
あらゆる組織や臓器になるとされる「iPS細胞」の作成に成功した
京都大学の山中伸弥教授は
「想像を絶する事態で、今後の日本がどうなるのか深く憂慮している」と厳しく批判しました。
これは、25日、山中教授が京都大学の記者会見で述べたものです。
この中で山中教授は「この分野の研究を10年続けてようやく成果が出たが、
10年前の段階でどの研究が成果につながるか予想するのは不可能だ。
多くの研究者のさまざまな研究を支援し、
そのうちのいくつかが成果につながるというのが科学だ」と指摘しました。
そのうえで、政府の事業仕分けで科学研究の予算の廃止や削減が相次いだことについて、
「ありえないことだ。そもそも日本は科学研究費の割合が低く、
海外より10年、20年遅れた劣悪な環境で研究をしている。
その中で予算を削減するのは想像を絶する事態で、
今後の日本がどうなるのか深く憂慮している」と厳しく批判しました。
さらに、「日本が科学の後進国になり若い研究者から希望を奪うことにならないよう祈っている」と述べて、
科学研究の十分な予算を確保すべきだと強調しました。
NHK
URLリンク(www.nhk.or.jp)
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