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鹿児島、沖縄の両県は21日、薩摩藩の琉球侵攻から400年の節目を機に、
親交を深め新たな関係を築くことなどを盛り込んだ「交流拡大宣言」に調印した。
奄美市笠利の奄美パークであった式典で、鹿児島の伊藤祐一郎知事と沖縄の
仲井真弘多知事が署名した。
宣言は、両県が琉球弧と呼ばれる島々でつながる黒潮文化圏にあるとし「過去の
出来事や成果を踏まえつつ未来に向けた交流拡大が重要」と強調。「あらゆる分野・
世代で一層の交流を推進し相互の繁栄を目指して交流する」としている。
式典には沖縄の約100人を含む約300人が出席。両県の郷土芸能の披露もあった。
鹿児島県によると式典開催地を奄美に選んだ理由は「今後の交流で大きな役割を果たすと
期待されるから」という。4日には両県議会が同様の趣旨の共同声明に調印している。
同宣言の中止を求めていた奄美出身者や在住者でつくるグループ(仙田隆宜代表)は式典前、
「奄美の苦難の歴史を検証しないまま、奄美の地で両県が宣言するのは許せない」などと抗議し
騒然となる場面もあった。
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