09/11/21 15:48:45 0 BE:823010483-PLT(12556)
英マクラーレン社のベビーカーに子どもの指が挟まれて切断する事故が米国で
12件起きた問題で、日本でも子どもの指が挟まれる事故が30件以上起き、
2人が重傷を負っていることがわかった。消費者庁は、正規輸入か並行輸入かを問わず、
すべての購入者に事故防止カバーが行き渡るよう同社に求める方針だ。
国内正規輸入元の野村貿易(東京)によると、たたんだ状態のベビーカーを開く際、
側面の2本のパイプのつなぎ目に子どもが指を挟んでけがをしたという連絡が
31件(正規輸入品18件、並行輸入品13件)あった。うち、正規輸入品で
今年9、10月に起きた事故(ともに神奈川県)では、それぞれ1歳の女児と
男児がつめがはがれたり指の肉が切れたりして、全治30日以上の重傷を負ったという。
同社には、他にも未確認の事故情報が2件あるほか、消費者庁にも別の事故情報が
4件寄せられており、事故件数はさらに増える見通しだ。
同社は17日から、正規輸入品約17万台の購入者向けに、危険部分を覆うカバーを
無償配布している。既に約8千人の申し込みがあり、届くまでに7~10日かかる状態で、
大型量販店などで並行輸入品を買った人の申し込みは断っているという。
並行輸入品は大手だけでも約20社が独自のルートで販売しているが、ほとんどの
事業者がカバーを入手できていないとみられる。内閣府の大島敦副大臣は19日の
記者会見で「並行輸入の実態を把握するとともに、マクラーレン社に直接、並行輸入品の
購入者にどう対策をとるのかを問いたい」と述べた。
*+*+ asahi.com 2009/11/21[15:48:45] +*+*
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