09/11/20 20:23:54 0 BE:480089472-PLT(12556)
厚生労働省は18日、進行した肝細胞がんや腎細胞がんの治療薬「ネクサバール錠」(一般名ソラフェニブトシル酸塩)の投与後に、36人が肝不全や肝性脳症になり、うち12人が死亡したと発表した。昨年4月の販売開始から今年10月末までの報告数で、この間の
使用者は約5500人。
厚労省によると、36人のうち34人は肝細胞がんの患者。死亡した12人のうち
4人は副作用が疑われる症状が出てから4~5日後に死亡しており、薬の投与との
関連が疑われるという。同省は投与の際は肝機能検査などをし、異常が
あった場合には投与を中止するよう注意を呼び掛けている。
製造販売元のバイエル薬品に対し、使用上の注意の「重大な副作用」の項目に
肝不全と肝性脳症に関する注意を盛り込むよう、添付文書の改訂を同日付で指示した。
この薬は当初、腎細胞がんの薬として発売され、今年5月から肝細胞がんにも
使われるようになった。
*+*+ 北海道新聞 2009/11/20[20:23:54] +*+*
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