09/11/24 01:01:47 YmboeGLm0
福井俊彦前日本銀行総裁をはじめ、金融理論を熟知する専門家のほとんどは、量的金融政策が有効でないことを知っている。
不況で超低金利の状況下では、金融政策は効果を発揮しえないのである。
だが、量的金融緩和政策は、実行してもしなくても、大きな変化を生まない政策であるから、逆に言えば、実行することも
可能な政策なのである。風邪をひいたときのおまじない程度の気休め効果はあるかも知れない。福井前総裁は、この認識の
下で、政治的判断から量的金融緩和政策に付き合ったと言える。