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デフレを放置し続ける日本銀行は、もういらない
2009年11月5日掲載 (月刊BOSS)
学習院大学・岩田規久男教授
URLリンク(column.onbiz.yahoo.co.jp)
― デフレを放置する日銀の考え方というのはどういうものですか。
岩田
それが日銀流理論です。
日銀流理論とは「日銀当座預金や日銀券の増減は民間の貸し出しの増減によって起きるものであって、
日銀が直接統制に訴えることなしには日銀当座預金と日銀券の残高を金融政策によって操作することはできない」
というものです。
つまり貨幣の流通量というのは民間の需要に基づくもので、中央銀行がコントロールすることはできないというのです。
金融政策によってデフレを脱却することはできないと言っているに等しい。
しかし民間の需要に合わせて貨幣の流通が決まるというのであれば、金融政策になりません。
金融政策ができないのであれば、日銀なんていらないことになります。
資金需要がありすぎるときはインフレにならないように抑制し、需要がないときには喚起するような政策を行うのがもともとの日銀の仕事です。
ところが日銀流理論は自らの仕事を否定するものです。
だとしたら日銀はなんのためにあるのか。