09/11/22 20:25:32 eqZKcdlT0
>>615
10mlバイアルが失態だとは全く思わないけどな。
季節性インフルエンザワクチンと並行して、新型にも対処するためには
仕方の無い処置と考えている。
1mlに拘っていては、品質管理の工程を鑑みれば供給量が減るばかりでなく、
迅速に供給することも難しくなってしまう。
何故迅速に出来ないかというと、最終的な検品工程は全て目視で判別しているからな。
1mlバイアルでは、同量のワクチンを供給するのに10mlバイアルに比べて単純に比較して10倍時間がかかることになる。
1月からは、全て10mlバイアルは廃止されるが、それをもってして最初から10mlバイアルは必要ないといった
結論は余りにも幼稚な考えだ。
今回の新型インフルエンザに関しては、幸いにして大した毒性を持たなかったが、鳥インフルエンザウイルス
が蔓延するような事態になったら、バイアルが10mlじゃ使いにくくて嫌だだの言ってられなくなる事態になるだろう。
ワクチンの供給体制もそうだが、限られた時間で与えられた量を如何に効率的に投与できるか
その良い予行演習になったのではないかと考えている。