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★「ドン引きされる日本」TOPIX年初来変化率ついにマイナスに
・日本の株式市場全体の値動きを表すTOPIX(東証株価指数)の年初来変化率が、今週ついに
マイナスに落ち込みました。
■2009年 G7の主要株価指数の年初来変化率(11月18日時点)
アメリカ : +22.87% カナダ : +29.65% イギリス : +20.48%
ドイツ : +20.32% フランス : +18.96% イタリア: +19.91%
日本 : -1.07%
日本を除くG7諸国はいずれも今年すでに2割~3割程度株価が上昇中です。
■2009年 アジアの主要株価指数の年初来変化率(11月18日時点)
中国 : +81.42% 韓国 : +42.64% 台湾 : +69.16% パキスタン : +55.92%
インド : +76.20% インドネシア : +83.28% バングラディシュ : +45.88%
日本 : -1.07%
日本を除くアジア諸国では、最低の韓国でさえ4割上昇中。インドネシアでは大地震がありましたし、
パキスタンでは自爆テロを含む武装勢力との抗争が続いていますし、スリランカは反政府ゲリラ組織との
内戦状態にあります。そんなアジアの不安定な国々でさえ、今年は軽く2桁株価が上昇中。
日本も8月末までは年初来+12.39%と頑張っていました。が、衆院選で民主党が圧勝し、日本の
経済成長を阻害する方針・政策が面白いように連発され、日本を含む世界の株式投資家がドン引きして
日本を見捨てた結果、世界のなかで日本の株価変化率だけがマイナスに落ち込んだというわけです。
9月から今週にかけて、TOPIXの時価総額は約35兆円以上失われました。事業仕分けで1兆円の埋蔵金を
発掘して喜んでいる間に、35兆円もの日本の富が失われたのです。
ちなみに、日本のほかにも、主要国のなかでもう1カ国だけ、2009年の株式市場がマイナスに陥っている
国があります。本当に経済が破綻してしまったアイスランド。この2カ国だけです。
(執筆者:為替王 編集担当:サーチナ・メディア事業部) (一部略)
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