09/11/20 04:03:26 0 BE:1636956195-2BP(66)
奇跡の復活―。4台あるエンジンのうち3台が停止し、
小惑星イトカワから地球への帰還が危ぶまれていた日本の探査機「はやぶさ」について、
宇宙航空研究開発機構は19日、故障していた2台のエンジンを組み合わせて、
1台分のエンジンの推進力を得ることに成功したと発表した。
もう1台のエンジンの温存が可能となり、予定通り来年6月に地球へ帰還できる見通しとなった。
はやぶさは、2003年5月の打ち上げ直後に1台のエンジンがトラブルで停止。
その後も様々な機体のトラブルに見舞われたが、05年11月に地球から約3億キロ・メートル離れたイトカワに着陸した。
07年4月には、もう一つのエンジンの部品が劣化して、運用を中止した。
満身創痍の機体は、残る2台のエンジンを交互に運用して地球への帰還を目指した。しかし、うち1台が、今月9日に故障していた。
エンジン復活に向け、宇宙機構は、故障した3台のうち、早い段階で運転を中止したエンジン2台に着目。
正常に動く部品同士を電子回路でつなぐ「離れ業」で、互いの故障を補う形でエンジン1台分の推進力を出すことに成功。
電子回路は、万一に備え、「エンジン間をつないでおいた」ものだった。
復活したエンジンは、順調に作動している。電力、燃料の消費は、2倍になるが、
電力は太陽電池によって補給できる見通し。燃料にも余裕があるという。
宇宙機構の川口淳一郎プロジェクトマネージャは「動いている方が奇跡的だ。
予断を許さないが、万一に備えた回路が功を奏し、電力も補給できるという幸運にも恵まれた」と話している。(>>2-以降に参考画像あり)
記事引用元:(2009年11月19日23時00分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
前スレ:★1の投稿日 2009/11/20(金) 00:45:03
スレリンク(newsplus板)
スレリンク(newsplus板)